新生児がミルクをすぐ欲しがるのは普通?一日何回あげればいいの?

生まれたばかりの赤ちゃんはとってもかわいくて
いつまでも眺めていたいですよね。

ですが、赤ちゃんのお世話をしていると、
時間はあっという間に過ぎていってしまいます。

新生児期の赤ちゃんは授乳するのにも時間がかかり、
おむつ替え、寝かしつけなどやっと一通り終わったと思えば、
また授乳の時間。

泣いていると、おなかが空いたのかな?とミルクをあげて
またおむつ替え…の繰り返しでママはとっても大変ですよね。

そのうえ、ミルクをあげてもすぐにまた欲しがる赤ちゃんはとっても大変。

ママは休む暇もありません。さっきあげたのに!まだ足りなりないの?
などとイライラしてしまっては、赤ちゃんが泣くたびストレスにもなりかねません。

ママのためにも赤ちゃんのためにも、新生児が頻繁にミルクを欲しがった時、
どうすれば良いか。どんな対処法があるのかを知っておきましょう。

そもそも新生児は授乳回数が多い

新生児はまだまだ筋力も弱く、
吸う力もあまり強くはありません。

また、一度にたくさんの量のミルクをあげすぎてしまうと、
吐き戻してしまったりと一気にたくさんの量を飲むこともできません。

赤ちゃんの体はまだまだ未発達で吐いてしまうことも
めずらしくないのです。

なので、生まれたばかりの新生児期の赤ちゃんが授乳の回数が多いというのは
ごく普通のことなのです。

授乳の回数や量の目安

ではだいたいどのくらいの目安であげたら良いのか。

生まれてすぐの赤ちゃんは1回に飲む量が10~20ml程度。

これは赤ちゃんの胃に入る量とされているため、あくまで目安ですが
日にちが経つにつれて赤ちゃんの飲める量も多くなっていきます。

(10ml×赤ちゃんの日齢+10ml)がだいたい赤ちゃんが一度に飲める
ミルクの量とされています。

日が経てば量も増えてくるということになり
生後1ヶ月になる頃には、~120mlくらいとされています。

授乳の間隔は2、3時間おき、1日に7、8回~12回程度
あげることになります。

ですが、母乳はミルクよりも消化が良いとされているため
おなかが空きやすく、授乳回数がミルクよりも比較的多いです。

ミルクは反対に腹持ちがいいとされているので、
夜寝る前にミルクをあげたら朝までぐっすりねんねしてくれた
なんていう赤ちゃんもいます。

母乳とミルクを混合であげている場合は、母乳の出具合によって
ミルクの量が変わってくるので少しずつミルクの量を増やしたり減らしたり
調整しながら赤ちゃんが飲める量をあげるといいでしょう。

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赤ちゃんに合わせてあげる

母乳やミルクによって回数や量が変わってきますが、
赤ちゃんによっても違います。

目安の量よりも一度にたくさん欲しがる赤ちゃんや、
1時間おきに泣いて授乳する赤ちゃん。

一度に飲む量が目安のミルクの量だと足りなくて飲み終わっても
泣いている場合は赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ増やしてみましょう。

量を増やせば赤ちゃんが満足してねんねできるようであれば、
一度にあげるミルクの量を増やしてもいいかもしれませんね。

ただし、ミルクを飲んだ後たくさん吐き戻す
おなかがとても膨らんでいて苦しそう、
下痢や便秘が続いている、などの様子がみられたら
ミルクの量が多いのかもしれません。

ミルクを飲んだ後1時間も経たないうちに泣いてくるといった場合は
おむつや部屋の温度など赤ちゃんが不快に思っていることを探ってみて下さい。

泣くことでしか伝えられない赤ちゃんはもしかしたらおなかが空いたのではなく
他のことを伝えようとしているのかも。寂しくてママと一緒にいたい、眠たいなど
考えられる理由はたくさんあります。

どうして泣いてるの!とイライラするのではなく
赤ちゃんに、おむつかな~?抱っこかな~?などと
話しかけながらお世話をすることもママと赤ちゃんの
コミュニケーションとして、とても大切なことです。

まとめ

生まれてすぐ産院では、助産師さんがついていてくれるので、
ミルクの量や飲ませ方など細かく指導してくれますよね。

また授乳時間もだいたい決まっているので、そこまで焦る必要もなく、
あっという間に退院になるかと思います。

しかし、おうちに帰ってから助産師さんはいません。

赤ちゃんが泣くたびにミルクをあげていいの?
ミルクを全部飲んでもまだ泣いている時はどうすればいいの?
どうしたらいいの?と思うようなことはむしろ退院してから
どんどん出てくると思います。

ですが、ママがしっかりと対応してあげれば、赤ちゃんも
安心しておなかいっぱい、ぐっすり眠ることができるかと思います。

育児をするのはとても大変なこと、まったく同じ人間なんていないので
まったく同じ育児の仕方もないのです。

本やインターネットなどの目安はあくまでも参考程度に。

赤ちゃんとママに合ったミルクの量や回数、
ご機嫌の治し方など試行錯誤して、日々成長し
育児を楽しみましょう♪

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