トマトを切ってみたら中が白かった！
なんて経験ありませんか？
気味悪いですよね。
実は、トマトの中が白いのは
水分栄養不足とカメムシに吸われてしまった
という理由があります。
今回は、そのトマトの中が白くなった理由について
詳しくお伝えしていきたいと思います。
トマトの中が白い？原因は何なのか？
トマトの中が白くなっている原因。
それには、いくつか理由があります。
まずひとつ、天候不順による高温や乾燥によって
水分不足、栄養不足または摂取過剰。
トマトはデリケートな野菜ですから
水分が多すぎても少なすぎてもダメ。
育てるのは、容易なことではないんですよね。
それともうひとつが、カメムシに吸汁されてしまったから。
カメムシに吸汁されたトマトは色が薄くなり
中が透けて白い部分が見えてしまいます。
トマトはカメムシにとって格好のエサなので
対策しないと吸われ放題です。
カメムシ対策として、防虫ネットをかける
農薬(防虫剤)をまくといったことするといいでしょう。
トマトの中の白い部分はカビ？腐っている可能性は？
次に、トマトの中が白いのはカビなのか？
という疑問ですが、カビではありません。
天候不順で水分不足によって白くなったトマトは
ただの栄養不足なので、カビとは違います。
カメムシに吸汁されて白くなったトマトは
臭いがしますが、これもカビとは別物。
そもそもトマトに生えるカビは、
外側が緑色に変色しているので
見たらすぐわかります。
腐っている可能性は、見た目と臭いで判断しましょう。
明らかに外も中も黒くなっていたり、異臭がすれば
腐っていると判断できます。
そうなってしまったトマトは絶対に食べずに
すぐに捨ててください。
中が白いトマトは食べて大丈夫？
カビが生えたり、腐っていなければ
中が白くても食べても大丈夫と言いたいところですが
あまりおすすめしません。
まず、水分や栄養不足による白い筋が入ったトマトは
食べられるけど美味しくありません。
次に、カメムシに吸われて白くなったトマトは
はっきり言って食べられたものではありません。
さっきも言ったように、カメムシに吸われたトマトは
カメムシの臭いがするので、すぐに処分した方がいいです。
このようなトマトは、基本的に市場に流通することはありませんが
まれに紛れ込んでいたら、買った店に言ってもいいと思います。
私も以前、白いトマトではありませんが、
買ったばかりのトマトを切ってみて
「これはダメだ」というのがあったので
スーパーに言ったら交換してくれたことがあります。
最後に
トマトを切って中が白かったらがっかりですよね。
このように、中が白いトマトができてしまうのは
主に家庭菜園で作ったトマトが多いようです。
腐ってない限り食べられそうと思ってしまいますが
栄養がない場合がほとんどですので、もったいないですが
捨てるか、肥料にでも使った方がいいでしょう。
