スカイウォーカーの夜明けの感想と考察!ネタバレありで魅力を紹介!

ついに公開された
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

私も公開初日に観に行ってきましたよ。

とりあえず、個人的には面白かったです。

相変わらず、良いところと悪いところのバランスが絶妙で
ツッコミどころもありますが、メインキャラにはそれぞれ
見せ場があるので安心しました。

今回は、私の感想と良い点、悪い点について
考察しましたので書いていきたいと思います。

ガッツリネタバレしますので
まだ観てないから知りたくないよという人は
ここで閉じてください。

スポンサードリンク

「スカイウォーカーの夜明け」を観た感想

まず、本作を一言で言えば、
ジェットコースタームービーです。

これは、公開前から言われていた
EP9はレイ、フィン、ポーの
アドベンチャーになるという話そのままでした。

そういう意味では、前作「最後のジェダイ」より
スター・ウォーズらしくて良かったと思います。

また、メインキャラのアクション面が
明らかに向上しています。

さすがに、ここは最後というだけあって
気合が入っているのを感じますね。

あとパルパティーンのビジュアルが
めっちゃホラーで怖かったです。

ただ、彼をラスボスとしてみるには
あまりに弱そうでしたね。

オリジナルのレジェンド、レイアやランドは
出すぎず、かといってお飾りでもないポジションで
しっかり存在感を出してくれていたと思います。

それから、やはりサプライズがありました。

これまでのシリーズを観たことがある人なら
思わずにやけてしまうあいつらも登場しましたからね。

次からは、本作の良い点と悪い点について
詳しく書いていきます。

良かった点

まず、上でも言いましたが
アクションシーンの見応えが
大幅にアップしています。

予告にもある、デススターでの
レイとカイロ・レンのライトセーバーデュエルは
これまでの重くてスピード感のない殺陣とは違い
超人的な域のものに進化しています。

やはり、このアクションシーンはEP3「シスの復讐」を
イメージしているんだとすぐに理解できました。

また、終盤のレイ対シスの僕、ベン・ソロ対レン騎士団の
対決も2人の成長が見られるアクションになっていたと思います。

やっと本気出してくれたって感じです。

それと、砂漠の惑星パサーナでの
スピーダーチェイス。

これはEP6「ジェダイの帰還」のオマージュですが
ポッドレースのようなところもあって気に入りました。

敵のストームトルーパーが、宙に浮くバイクじゃなく
戦車のキャタピラがついてるバイクに乗ってるところも
よかったですね。

それとスカイウォーカーの夜明けでは
シスの短剣やウェイファインダーといった
キーアイテムが登場します。

シスの短剣は、一見するとスター・ウォーズっぽくないので
賛否両論あると思いますが、私は肯定的に捉えています。

ジェダイの書物なども、SFとは違う要素を入れるものとして
登場してくれて私はいいと思いました。

こういうのを、ただのホログラムやデータ端末にしてしまうと
味気なくなってしまうので、こういう原始的なアイテムは
個人的に好きです。

ちなみに、パルパティーンのいる惑星エクセゴルへと導く
ウェイファインダーってどうみてもホロクロンですよね。

形が三角形なので、シス・ホロクロンというやつです
(反乱者たちに登場したあれです)

こういう他のシリーズの要素を取り入れたのは
本当にこれがラストという思いで作ったからなんでしょう。

スポンサードリンク

悪かった点

本作の悪かったところは
とにかくスピード感を出し過ぎて
色々雑というかあまりに説明不足が
多かったように思います。

一番肝心ともいえる、パルパティーンがなぜ復活できたのか
今まで何をしてきたのかが不明のまま。

スノークを操っていたというのはいいのですが
なぜパルパティーン復活が必要だったのか
最後までわかりませんでした。

せめて、前作までのどこかで伏線張っておけよと思ってしまいます。

それからカイロ・レンが何をしたかったのか
まったくわからなかった。

スノークを殺し、最高指導者になった彼ですが
パルパティーンに従うわけでもなく、レイとは
不毛な追いかけっこばかり。

ハックス将軍にいたっては、カイロ・レンを
勝たせたくないという理由で、レジスタンスのスパイに。

あげく、偽装工作としてフィンに腕を撃つように言うも
足を撃たれ、すぐ後にプライド将軍に処刑される始末。

敵側がここまで雑なのってちょっとひどすぎませんか?

あと、謎に包まれたレン騎士団が満を持して登場となったのですが
大したことなさ過ぎてびっくりしました。

強キャラの雰囲気があったのに、戦闘シーンは
丸腰のベンを軽く凹っただけで、彼がライトセーバーを手にしたら
瞬く間に片付けられてしまいました。

まあ、その戦闘シーン自体は嫌いじゃないので
惜しいといったところです。

そして、私が一番これはないんじゃないのと思ったのは
レイとベン対パルパティーンの最終決戦の決着。

この対決は、ライトセーバー対フォース・ライトニングという
絵面になるのですが、なんというかフォース・ライトニングの
CGがショボい。

というかその前に、パルパティーンがレイとベンのパワーを
吸い取るシーンがあるのですが「それやっちゃうの?」と
思いました。

そして、レイのライトセーバー二刀流に押し返され
自分のライトニングでまさかの死亡。

これで本当にパルパティーンを倒してしまったのなら
EP6でダース・ベイダーが体張って彼を奈落に落とした時点で
完全に消滅してないとおかしいと思った人は私だけじゃないはず。

他にも細かいところが気になりましたが
とにかく敵側のしょぼさが残念でしたね。

EP9のサプライズ

サプライズその1

ハン・ソロがベンの前に登場。

レイに敗れ、デススターの残骸に立ち尽くすカイロ・レンのもとに
現れるのですが、これはベンが見たビジョン。

一瞬とはいえ、ハン・ソロが再登場してくれたことは
素直に嬉しかったです。

サプライズその2

ルークとレイアの若かりし頃の修業時代の描写。

2人はヘルメットをかぶってライトセーバーでの
訓練をしているのですが、ヘルメットのバイザーをとって
一瞬ですが、2人の若い顔が見られました。

これはおそらく別の俳優の動きに
ルークとレイアの若い顔をCGで合成したものでしょう。

サプライズその3

ウェッジの登場。

最終決戦のエクセゴル上空での戦闘で
かつて反乱軍のパイロットとして戦った
ウェッジ・アンティリーズが登場。

本当に一瞬でしたが、年を重ねた姿で出てくれて
感動しましたね。

サプライズその4

歴代ジェダイが声で出演。

パルパティーンに圧倒され、あきらめかけたレイに
聞こえてくる声。

その声は、これまでのシリーズのジェダイ達のものでした。

アナキンやヨーダはもちろん、メイス・ウィンドゥの声まで。

そしてまさかのアソーカ・タノまで声の出演。

まだ、どのジェダイが出ていたかすべて把握していませんが
オビ=ワンやクワイ=ガンもいたと思います。

これぞ、フォースのなせる技なんでしょう。

サプライズその5

イウォークの登場。

これははっきり言って、不意を突かれた感じです。

最終決戦が終わって、シス・スターデストロイヤーが
崩壊していく様をエンドアから見ているイウォークが
これまた一瞬ですが登場します。

最後だから出ておこうとちゃっかり顔を出したんですかね。

相変わらず可愛かったです。

その他、デストロイヤーが墜ちていくシーンで
べスピンのクラウドシティも登場。

過去の作品の要素をここまで出してくるものだから
私も思わず涙が出てきました。

それと同時に、これで終わりなんだということを
言われているようで、寂しさがあふれてきました。

最後に

観に行ったのは公開初日の昨日なのですが
考えをまとめるのに、一日もかかってしまいました。

気付いたらこんなに長文になってしまいましたが
スカイウォーカーの夜明けについてはまだまだ
語りたいところがあります。

とにかく最後に言っておきます。

ありがとう、スター・ウォーズ。

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加