おせちのローストビーフの日持ちは何日?保存法に要注意ってマジ?

ここ何年かで、おせちの定番になった
ローストビーフ。

手作りしたり、店で買ってきたものを
お正月に食べるご家庭も多いのではないでしょうか?

ただ、そこで気になるのが日持ち。

結論から言って、おせちのローストビーフの日持ちは
冷蔵庫保存で3日、チルド室で一週間。

今回はおせちのローストビーフの日持ち
保存の仕方についてお伝えしていきます。

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おせちのローストビーフの日持ちと保存方法の注意

おせちに入っているローストビーフは

通常冷蔵庫で3日、チルド室で1週間と言われています。

ただし、それには条件があり、切り分けていない
つまり、塊のまま、保存した場合です。

肉は表面から傷んでいくので、スライスしたものは
その日のうちに食べてしまうのが無難です。

冷凍庫で保存すれば、2週間ほど
おいしく食べられますよ。

おせち料理には、正月三が日に料理をしなくてすむように
日持ちするものが入れられています。

そういった意味で、ローストビーフは適しています。

なんせ貴族は、1週間に渡って食べたほどなのですから。

ローストビーフはどこの国のもの?

ローストビーフはイギリス発祥の料理です。

イギリス貴族には、日曜日に牛肉を
丸々1頭ローストして食す
「サンデーロースト」という習慣があり、
残った肉は、平日の食事でまかなっていたそうです。

それが庶民にも浸透し、ローストビーフの付け合わせとして、
ヨークシャプディング(ふわふわとしたシュー生地のようなもの)と、
マッシュポテトを添えたものを食するようになりました。

ただし、そこは庶民。

貴族のようにビーフをメインにすることはできず、
付け合わせの量のほうが多かったり、
豚肉や鶏肉をローストしたものも食べていました。

それが現在でも受け継がれ、イギリス人にとって
サンデーローストは、ソウルフードとなったのです。

日本で最初にローストビーフが作られたのは、
徳川慶喜が、アメリカ・イギリス・フランス
オランダの大使を招いて晩餐会を開いたときだという
記録があります。

しかし、日本人が好んで肉を食するようになったのは、
明治の文明開化以降のこと。

帝国ホテルの最古の記録には、明治26年に、
明治天皇のお誕生日の午餐(ごさん)会で出されたと
記されています。

どちらにせよ、庶民に口に入るようになったのは、
それから相当あとになってからでしょうね。

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実はとてもお手軽で、簡単に作れるローストビーフ

「ローストビーフ 作り方」で検索すると
それはそれはたくさんのレシピが表示されます。

ローストビーフはオーブンで作るのが一般的ですが、
フライパンで作ることができる、というのを以前
聞いたことがあります。

そして、今では炊飯器で作ることができたり、
フライパンで表面を焼き、15~20分くらい湯せんをする
という方法もあります。

これなら、オーブンがなくても、炊飯器がなくても、
フライパンと鍋があれば作れてしまいます。

また、お肉も、脂肪分の多い国産牛より、
赤身の多い外国産のほうが適しているのです。

ローストビーフ=高級

というイメージがありましたが、外国産牛で手作りすれば、
お手頃価格で作れますね。

最後に

ローストビーフは塊肉で保存すれば3日~1週間は持ちます。

ただ、市販のものは大抵切り分けられたものでしょうから
表記されている賞味期限を守ることが大切です。

すぐに食べきってしまうのはもったいないと
一週間以上残すのはあまりよくないので
早いうちに食べてしまいましょう。

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