スター・ウォーズ続三部作
いわゆるシークエル三部作。
そのヴィランといえばカイロ・レンですよね。
しかし、そのカイロ・レンに感じる疑問が…。
それは「カイロ・レンって弱くね?」
その理由は、ひとつは未熟だからといえるでしょう。
今回は、カイロ・レンが弱い理由について
考察を交えながら紹介します。
カイロ・レンはなぜこんなに弱い?
スター・ウォーズEP7~8を見た方なら
お分かりかと思いますが、カイロ・レンは本当に弱いです。
精神的にもそうですが、戦闘能力が低すぎます。
「フォースの覚醒」(以下EP7)では、終盤にフィンとレイとの
ライトセーバーでの決闘が描かれていますが
手負いとはいえ、ストームトルーパーの一般兵でしかなかった
フィンにさえ一太刀食らい、レイにも斬られ
顔に傷が残るほどのダメージを負わせられます。
手負いとはいえですよ。
はじめてライトセーバーに触ったこの2人に
ここまでやられるのはヴィランとして
ダメではないでしょうか。
なぜ、カイロ・レンはこんなに弱いのか?
まず理由のひとつに、半人前の未熟者だから。
というのがあります。
カイロ・レンはファーストオーダー最高指導者の
スノークに師事していましたが、そのスノークが
カイロ・レンの修業を完成させる時が来たと
EP7の終盤で言っていました。
つまり、カイロ・レンはまだ修行の身で
一人前ではなかったのです。
(それにしても弱すぎると思いますが)
次に、ライトセーバーが重かったから。
EP7で使用したライトセーバーが
とても重かったというのは、出演者によって
語られています。
これは撮影用の小道具の都合でしかありませんが
製作側がわざと重くして意図的に強く見せないように
していたということはないでしょうか。
そしてもうひとつ、精神的に弱いから。
カイロ・レンは、EP7~8で度々怒っているシーンがありますが
そういうすぐに怒りに任せてしまうところがカイロ・レンの
精神的な弱さを表しています。
部下の報告を聞いて、ライトセーバーで機械をメッタ斬りしたり
スノークに怒られてマスクを破壊したり、カッとなって物にあたる
いわゆるキレる若者のようなところがあります。
EP8ではスノークを亡き者にして最高指導者の立場に就いたのですから
そろそろ成長したところが見たいものです。
カイロ・レンは今後強くなる?
そんなカイロ・レンが、最新作EP9「スカイウォーカーの夜明け」で
強くなっていることはあるんでしょうか?
予告によると、レイとの再戦があることは確定しているので
強くなっているならそのリベンジマッチで成長が見られるかもしれません。
ただ、カイロ・レンが強くなるためには
どちらかにつく必要があると思います。
どちらかというのはもちろん、ダークサイドかライトサイド。
カイロ・レンはこのどちらでもない感じが
弱いところであり、それが魅力なのかもしれませんが
いつまでも優柔不断のどっちつかずのままだと
強くなることなどないでしょう。
とはいえ、ポー・ダメロンによるブラスターの銃撃を
フォースで止めたり、かっこいいところはあったんですよね。
また、彼は悪役という立場で登場し
無抵抗な老人や実の父親を手にかけるなど
その非道ぶりはまさに悪。
完全にダークサイドに堕ちてもいいと思いますが
そうなりそうな気配はないんですよね。
むしろ、レイの方のダークサイド堕ちの可能性が
示唆されています。
予告では、赤いダブルブレード・ライトセーバーを
持っているレイが公開されていますので
どうなってしまうのか本当に楽しみです。
ただ、最新作の「スカイウォーカーの夜明け」は
EP1から始まったスカイウォーカー・サーガの
締めくくりなので、おそらくですがエンディングは
バッドエンドではなくハッピーエンドと予想します。
個人的に、カイロ・レンには最後までヴィランでいてほしいと思いますね。
最後に
今回はスター・ウォーズ新シリーズのヴィラン
カイロ・レンの弱さについて書きましたが
やっぱり悪役は強くないといけませんよね。
最新作「スカイウォーカーの夜明け」が公開されて
カイロ・レンがEP7と変わらず弱いままだったら
いよいよ私も怒りそうです。
とにかく、納得のいく結末が描かれていることを
願いたいと思います。