バナナと日焼け止めの実験はどうやる?自由研究で失敗しないやり方は?

紫外線といえは肌の日焼けの原因・肌の老化の元と言われています。

しかし、その紫外線の恐ろしさは肉眼では確認できないし、
あまりピンときませんよね。

ところが、バナナを使って実験をすれば、
紫外線の影響や日焼け止めの効果を簡単に確認することができるのです!

お手軽に実験できるので、お子さんの自由研究に困った時にも
おすすめですよ。

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バナナと日焼け止めの紫外線自由研究のやり方

用意するものは、バナナ・日焼け止め・アルミホイル・セロハンだけです。

バナナは新鮮で青みがかったものを選ぶことがポイント。

まず、バナナに4㎝幅ほどにきったアルミホイル、
日焼け止めの上にセロハン、セロハンのみ、
それぞれを間をあけて巻き付けます。

それを日光がよく当たる場所で半日ほど放置します。

次に、箱の中などの光が当たらない冷暗所で2日ほど保存します。

するとセロハンのみは黒く変色しているのに対し、
日焼け止めの上にセロハンを巻き付けた個所の変色は一部に留まり、
黄色の部分が多くみられました。

そして、アルミホイルを巻き付けた個所にいたっては
変色も見られず、黄色のままでした。

紫外線の恐ろしさを証明した実験結果となりましたね。

100%とまではいきませんが、日焼け止めはやはり
紫外線をブロックすることに効果的ということがわかりました。

また、アルミホイルの効果がわかったことから、
日焼け止めの上に上着を羽織る、帽子や日傘を併用するなどすれば
さらに日焼けを軽減できるでしょう。

しかし、なぜこの実験でバナナが使われるのでしょうか。

紫外線を浴びたとき、私たちの身体の細胞が身を守ろうと
メラニン色素を作り出します。

この現象が肌表面にしわ・しみ・くすみをもたらす「日焼け」になります。

そして、これは人間と同じく植物にも起こります。

バナナは最初緑色をしており、収穫されると
バナナの中の色素が壊れて黄色になります。

そこに紫外線をあてると黒く変色します。

これは、収穫前は緑色の色素(クロロフィル)が
紫外線から身を守ってくれているからで、
収穫後の黄色いバナナはクロロフィルが壊れて
紫外線の影響をもろに受けてしまうからです。

ちなみに、この実験ではバナナの他にもリンゴやトマトなど、
収穫前に緑色の実であるものならば代用可能です。

しかし、テープを巻き付け、日焼け止めを塗布することから、
使いやすさや実験のわかりやすさではバナナに軍配が上がるでしょう。

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研究結果を簡単にまとめるポイント

実験は終わったけど、結果はどうやってまとめたらいいの?と悩みますよね。

このような実験系の研究は文字ではなかなか伝わりづらいです。

そこで、模造紙などの大きな紙一枚を使い、
研究の概要がパッと見てわかるように作成することをおすすめします。

その際には、写真やイラストを使い、研究の過程をシンプルにまとめましょう。

その際に、「実験の目的」「方法」「仮定(予想)」「結果」「感想」
といった流れで作るとわかりやすく、簡単にまとめることができます。

また、レイアウトは一度ノートなどの
小さな紙に書いてみてくださいね。

そして、提出用の模造紙には最初鉛筆で
薄く下書きすることも重要です。

下書き後は、離れた場所で全体を眺め、
バランスを確認しましょう。

近くではわからなかったけれど、意外と文字の大きさがバラバラだった、
文章が曲がっていた…という修正箇所に気が付くことができます。

面倒に感じるかもしれませんが、これらのポイントを抑えることが
一番簡単に終わらせることができる早道です。

早く終わらせたいあまりに最初から油性マジックで
本番一発で挑むとだいたい失敗してしまいます。

紙を無駄にしてしまい、もう一度文房具屋に買いに走る…
なんて事態にならないようにしましょうね。

最後に

バナナを使った研究で、紫外線の影響がわかりましたね。

紫外線は強弱あるものの、1年中降り注いでいますので、
日焼け止めは欠かさず塗りましょう。

また、厄介な夏休みの自由研究にも最適ですね。

バナナも安く手に入りますし、材料も少なく
手短に自由研究が完成しちゃいますよ。

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