いくらと筋子の違いは味にあった!?見分けるにはどこを見ればいい?

プチプチの食感で美味しいいくら。

鮭の卵というのは知っているけど
いくらと筋子は何が違うの?と
疑問に思ったことはありませんか?

いくらと筋子は確かに違いがあり
それは味にも言えます。

今回は、いくらと筋子の味の違いや
値段や大きさの違いについて
お伝えしていきたいと思います。

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いくらと筋子の違いは味?

まず、いくらも筋子も鮭の卵という点は同じ。

筋子は鮭の卵巣に入ったままのものを指し
その卵巣に入った卵をついている卵巣膜から
はがしてバラバラにしたものがいくらとなります。

この2つに味の違いはあるのかですが
筋がついているか、ついてないかで
味が違うと感じることもあります。

筋がついてる分、うまみを感じるという意見もありますが
私は紙一重ではないかと思います。

確かに食べ比べれば、筋子は筋子、いくらはいくらと
はっきり違うってわかりますが、筋を味と認識するかどうかで
美味しさも変わります。

私は筋子もいくらと思って食べてきましたから
違いがわかっても味が大きく違うとは思いません。

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いくらと筋子は値段も違う?

いくらと筋子は値段も違ってきます。

当然、いくらの方が高く、これは筋子から膜をはがして
バラバラにしている分手間がかかっているからです。

筋子は鮭の卵巣をそのままの状態で加工するので
いくらに比べ、手間はそれほどではありません。

もちろんそれだけでなく、値段に違いが出てくるのは
筋子といくらの熟成度合というか、鮭から取り出す
タイミングで変わってきます。

筋子は卵が成熟する前の状態で取り出しているので
未熟なままの卵。

一方いくらは、まさに今鮭が産卵するという
成熟しきっている卵を取り出すので
粒の色艶や栄養価も完璧な状態。

つまり、筋子狙いなら鮭が産卵前のところを取り出し
いくら狙いなら筋子の時期を我慢し、産卵直前まで
泳がせてから取り出すということですね。

卵の成熟具合でも違いがあることは知らなかったので
勉強になりました。

いくらと筋子は大きさも違う?

すでにお気づきかもしれませんが
いくらと筋子は大きさも違ってきます。

サイズの違いは、親である鮭の個体差や
卵の成熟で変わってきます。

ただ、同じ鮭からとれたものなら
いくらも筋子も大きさにそれほど違いはありません。

また、非常に紛らわしいのですが、いくらは鮭以外に
鱒(マス)というサケ目サケ科の魚からも取れます。

もしかしたら、気付かずにマスのいくらを
食べていることもあるかもしれません。

そのくらい鮭と鱒のいくらの見分けは難しいです。

比べてみると鱒のいくらは鮭のより小さいとのこと。

とはいえ、サイズの違いは紙一重だと思うので
目利きのプロでもない限り、正確に見分けるのは
至難の業でしょう。

最後に

いくらと筋子には、確かに味や値段、
大きさに違いがあるとわかりましたが
そもそも、筋子には筋というか卵巣膜が
ついてるので、いくらとは全然違いますよね。

今回調べて思ったのは、いくらと筋子の違いより
鮭と鱒のいくらはまったく見分けがつかないなという
ところでしょうか。

鮭と鱒は同じサケ科の魚ですから
見た目も卵も似てしまうんですかね

何にせよ、勉強になりました。

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