母の日におめでとうと言うのはおかしい!?どんな言葉を贈るのが適切?

2019年の母の日は5月12日です。

そういえば母の日っていつできたんでしょう?

母の日におめでとうはおかしいと
疑問に思ったことはありませんか?

そこで、今回は母の日の由来やおめでとうと
言うのはどうなのか、考えてみました。

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母の日の由来

アメリカのウェストバージニア州でアン・ジャービスという女性が
『母の仕事の日』と称して、衛生状態の改善、病気の治療、
母乳の汚染防止を通じ乳児死亡率を低減させるための活動を行っていました。

1861~1865年の南北戦争中に負傷した兵の敵味方関係なく看護もして、
アメリカのナイチンゲールのような人だったとあります。

アンの死後2年経った1907年5月12日(当時の第二日曜日)に
娘のアンナ・ジャービスが亡き母を偲び、母が教師をしていた教会で
記念会をもちカーネーションを贈ったのが今の母の日の由来になっています。

翌年の1908年5月12日にアンナの母への思いに感動した人々が
母の大切さを認識し、教会に生徒と母親達が集まって
最初の『母の日』を祝いました。

アンナは集まった全員に亡き母が好きだった『白いカーネーション』を
手渡したとされています。

その後、1914年にアメリカで5月の第二日曜日が母の日と定められました。

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母の日におめでとうと言うのはおかしい?

母の日は日頃の感謝を込めて赤いカーネーションを
送る日とされています。

日頃の感謝を込めたら『おめでとう』ではなく
『ありがとう』なのでは?と思うことでしょう。

では何故『おめでとう』というのか?私なりに考えてみました。

まず、母の日は祝日で祝日とはお祝いをするおめでたい日であること。

そして古く、『祝う』という言葉は『祈る』『祭る』『崇める』といった
意味で用いられた。

さらに、祈る『祈り』とは『祈祷』や『祈願』ともいい
『祈願』の意味を調べると、『神や仏に願い事を込めて祈ること』と書かれていて、
アンナ・ジャービスは教会で亡き母を偲び祈っていたのではないかと考え
『祈り』は『祝う』、『祝う』は『祝日』ともとれたので『おめでとう』という
言葉に繋がったのではないでしょうか。

ただ、現在の日本では祝うより母への感謝を伝える
意味が強いのでおめでとうではなくありがとうの方が
いいと思っています。

まとめ

後半ちょっと無理矢理こじつけた感はありますが…
なるほどなーと思って頂けると幸いです。

因みに元々は赤いカーネーションは母が健在の場合、
白いカーネーションは母が鬼籍に入っている場合に
身につけるのが習慣です。

母の日がカーネーションになったのはアンナの母が好きだった花が
カーネーションだった為ですので、皆さんも母の日には『母の好きな花』を
プレゼントしたり感謝の気持ちを言葉にしてみてはいかがでしょうか?

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